話は行ったり来たりで恐縮ですが、いろいろな方に『恐山』に行ってきたというとイタコはいた?という質問をうけます。
私も恐山イコールイタコというイメージがありました。
せっかく行ったのだから、私もぜひ体験したいと思っていました。
恐山にはいると無漏館という建物があり、その前にはイタコ口寄せという看板があります。その中にイタコさんがいます。
イメージとしては、髪の毛は白い老婆で目がご不自由とおもっていたのですが、40歳ぐらいの女性です。ペットボトルとショルダーバックをわきにおいてすわっている姿は全く普通の方でした。方言が強いのでは・とおもったのですが、まったくの標準語でした。
5時には帰るというので、私が最後の一人でした。
53才で死んだ母を呼んでもらったのですが、母の口調になるわけでなく・・・・・。
会いに来てくれてありがとう。と言われた言葉が印象的でした。
涙がかなりでてしまったのですが、そのあとはすっきり。イタコさんの仕事は、残された者をいやしてくれることかもしれません。良い経験でした。ちなみに代金は、4,000円でした。
右手の赤い建物が無漏館です。
お写真をとらせていただくには、失礼かと思い写真はとりませんでした。
インターネットでさがしたら、写真がありましたのでアップさせていただきました。。この方だと思います。