わたしの北京風物詩

秋の夜長、読書の秋を楽しんでいます。
本屋さんへ行く余裕もなく、昔 買った本をとりだしては読んでいます。
最近 読んだ本は、神田すずらん通りの東方書店で買った『わたしの北京風物詩』です。
今から10年以上に書かれた本です。

著者は李順然氏です。経歴は中国国際放送局日本語部の元部長とのことですが、幼少期は日本で暮らしていらしたことが、本文から読み取れます。

各月ごとの風物が書かれているのですが、彼の目を通した北京の風物が私の好きな北京とかさなり、興味深く読みました。

私が初めて、北京へ行ったのは1978年です。それから、35年の月日がながれ、渡航回数も100回をこえています。その間に出会った風景がうかんできました。

最近の北京から聞こえてくるニュースは、本当に困ったものです。あわせて、日中関係の冷え込みと中国行きのお客様が激減するのも当然でしょう。また いつか皆様に喜んでいただける中国旅行をご案内できると信じて、がんばることにします。