先日 港区麻布台にある吉田苞竹記念館に行きました。
永年のお客さまである書家、表立雲先生の玄土社の『古典臨模30年記念東京展』が開催されています。
臨摸とは書き写すという意味で、書によく使われることばなのですが、墓誌名や竹筒まで
その素材までもつくるのがユニークでした。とても 興味深かったので、何かの機会にご紹介したいと思います。
さて 会場は吉田苞竹記念館です。
吉田苞竹(よしだほうちく)とは明治生まれの書家で、近代書道界の発展に尽くした方です。その旧宅が記念館になっています。
旧宅はビルの谷間にはなっていますが、風格を感じさせる建物です。
隣がビルになっていて吉田苞竹および財団が収集した古硯、書画、碑法帖、書籍などテーマを決めて展示しているそうです。