先日 慶應大学の名誉教授にお誘いいただき、中国の京劇についての講義を受ける機会がありました。
いつものように早めに着き、学内を歩いているとこの建物がありました。
学内は学生さんがたくさんいましたが、この建物のまわりには人影もなくひっそりとしています。
「三田演説館」とあります。国の重要文化財。慶応大学の創立者福澤諭吉らの資金によって日本で初めて建てられた演説のための建物だそうです。開館は明治8年5月1日。
ここからは慶應義塾のホームページからの抜粋です。
演説といえばいまでこそ知らぬ者はいないけれども、わが国で初めてそれが試みられたのは実に明冶6年のことで福澤先生を中心に門下生数名が西洋のスピーチ(演説)、ディベート(討論)の法を研究して創始したものである。そして、翌7年6月第1回の演説会を開き、ついで建てられたのがこの演説会堂であった。
知らなかったなぁ!
当時はどんな演説をここでしたのでしょうか?