帝釈天へのお参りもすませ、次の見学地は山本邸です。
この屋敷は、地元ゆかりの山本工場(カメラ部品製造)の創立者である山本栄之助翁の 自宅でした。関東大震災後、当地に移り住み、以後4代にわたって使われていたものを、 昭和63年に葛飾区が取得し、平成3年4月から一般に公開したそうです。
建物は木造2階建て(1階120坪、2階15坪、地下防空壕、土蔵、長屋門)で、庭園は270坪あります。座敷にすわって庭園を眺めていると気持ち良い風が吹いてきます。江戸川のかわかぜでしょうか。
冷房に頼って暮らす毎日、緑と水と風を感じたひとときでした。