歌舞伎座の緞帳 その1 春秋

先日は、歌舞伎見学。少々 早めについたので、席について借りていた観劇用のイヤホンで開幕前の解説を聞いてみました。まづは目の前にある緞帳の説明です。何気なく見ていますが、実は高価な美術品です。今日と明日は緞帳の写真をご覧下さい。

新開場十周年を記念して、2023年9月より、新緞帳「春秋(しゅんじゅう)」が掲飾されているそうです。

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■作品のご紹介
夜は幼少期の作家にとって荘厳であり、どこか怖いが惹きつけられる魅力を持った世界であった。
満月はそのころの記憶を呼び起こすものであり、“刻”をテーマに描く作品の象徴である。
地上では季節が廻り、生命もまた廻る悠久の刻を、静かに月が見守っている作品となっています。