わさび漬をいただきました。そこには、由来記がつけられており、じっくりと読んでみました。
何でも 今から250年前、九代将軍家重公の時代に初代 田尻屋利助が発案して造りはじめたのだそうです。
由来記には各代の活躍ぶりが書かれています。一番 興味をひいたのは三代目と五代目でした。
三代目は、わさび漬を清水港から江戸に送り、浅草で往来する人をよびとめてはわさび漬の試食をさせたこと、そして五代目は当時の流浪失業者を救い、商法を教えたとあります。
ちなみに現在は、八代目だそうです。
わさび漬けにも歴史があるのですね。
気になるお味のほうですが、ほの甘いなかにわさびの風味がピッりとして、申し分ございませんでした。