先日、台北の忠烈廟でお決まりの衛兵の交代を見学した後、奥の祠へ入ってみました。実をいうと今までは、すぐに帰ってしまい中の建物に入ったことがありません。正確には国民革命忠烈祠といい辛亥革命をはじめとする建国、革命、日中戦争で戦没した人々を祀る場所です。はじから写真をみていくと、和服を着た秋瑾の写真に出会いました。
秋瑾は、中国 厦門の生まれ、清朝末期の女性革命家で日本にも留学しています。31歳という若さで処刑されました。彼女の遺句『秋風秋雨、人を愁殺す』は多くの人に歌われています。学生時代に彼女に興味を持ち、いろいろな本を読んだことを懐かしく思い出しました。