蘭州の街

先週の土曜日の深夜に無事に帰国しました。
中国国際航空で行ったのですが、往復とも満席。ほとんどが中国人です。1元が17.8円という円安のせいでしょうか。ビジネス客以外は、日本人に会う事もなく、最近の中国旅行の厳しさを改めて感じました。また しばらく、今回訪ねた場所をご紹介したいと思います。

最初の訪問地は、蘭州です。かつては、シルクロードに行くときは必ずこの街に立ち寄りました。北京から飛行機で2時間ほどの甘粛省の省都です。
黄河の渕にあるこの街は、人口300万人をこえる都市です。工業都市として知られ、郊外には大きな工場が立ち並び、煙をはいています。ここから、汚染水が水道に混じったそうです。
工場はかなり老朽化しており、さもありなんといった感じです。


蘭州は、かつて金城と呼ばれていました。河西回廊へと続く要衝です。

白塔山公園から見た蘭州市内 近代的なビルが立ち並びます。

100年以上の歴史のあるドイツ人が作った黄河にかかる中山橋から、白塔山公園を見たところです。