讃岐財田(さいだ)のたぶの木

列車の旅も終わりに近づいてきたころ、列車が1つの駅にとまりました。駅名は讃岐財田(さぬきさいだ)というかわいい無人駅です。
駅舎をぬけて、小さな広場にでると見事な木。香川県の保存木、樹齢700年のタブノキです。戦前は出征前に、戦後は進学や就職で地元を離れる前にかならず、この前で記念撮影をしたので、地元では写真の木とよばれているとか。

この列車に乗らなければ、生涯降りることもなかった小さな駅。700年のタブノキのパワーをもらって、最終駅へとむかいました。