台南ではほとんど時間がなく帰国日、どうしても見ておきたくて、駅に行く途中で立ち寄ってもらったのが、鄭成功記念公園です。多くの小説にもなっていますので、お読みになった方も多いとおもいます。私もそのスケールの大きさに驚いたものでした。
説明は次のようにありました。1661年は台湾史において重要な年で、鄭成功が台湾に上陸し、この地を支配し始めました。当時、鄭成功は鹿耳門から台湾に上陸したと伝えられています。鄭成功の第一歩となったこの場所に、鄭成功の功績を記念して、正統鹿耳門聖母廟が土地を寄付し、鄭成功記念公園が建てられました。公園の入り口に立つと迫力ある紅い牌楼や、威厳あふれる鄭成功の銅像、高くそびえる鹿耳門上陸記念碑が見えます。ここは、台湾開発の始まりの地と言えるでしょう。