以前にもご紹介したことのある銀座アスター新宿賓館で中国料理研究会の新年会が開かれました。
参加人数は、90名ちかい新年会です。
12時半開宴で終わったのは、3時半をまわっていました。
時間はかかりましたが、さめた料理はひとつもなく感心いたしました。
これから 3日間いくつかのお料理をご紹介します。
美しい8種類の前菜に続いてだされたのが、富貴鶏です。
メニューには開運菜とつけられています。
浙江省杭州の名菜です。
この料理は乞食鶏(叫花鶏)という別名があります。
むかし 一人の乞食が農家から鶏を盗みました。調理道具をもっていないので
蓮の葉をまき、土で包んで火で焼いたところおいしくできあがったという話で乞食鳥
名づけられています。
いつから 富貴鶏というようになったかはしりませんが、お店で乞食鶏では出しにくいですよね。
私も杭州で何度もいただきましたが、蓮の葉の香がついた柔らかな肉で、いくらでも食べられそうです。
アスターの富貴鶏は、杭州のものとは少し違ってかなり洗練されていました。
きれいに包まれています。
それを木槌でわって、白酒をかけもやします。
とりわけていただきました。
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