今日から、6月。朝から雨模様です。電車に乗らない雨降りは決して嫌いではありません。
庭も春から夏へと咲く花がかわってきました。今 咲いているのは未央柳です。
花の少ない時期ですので、この黄色い花がとても目につきます。我が家にはなかったのですが、梅雨に咲く
黄色い花が欲しくて小さな苗を買ってきました。実は今でも鉢植えなのですが、鉢の底から根をだしてどんどん
そだっています。
未央柳は江戸時代に中国からもたらされました。白楽天の「長恨歌」の一節
太液の芙蓉、未央の柳
芙蓉は面かおの如く、柳は眉の如し
から名付けられたそうです。江戸時代の人は、良く漢詩を勉強していたのですね。
それを知ってから、この花をみると西安を思い出すようになりました。