お茶の先生のお宅を訪ねました。
お食事をいただいた後、お濃茶と薄茶を先生のお点前で頂戴しました。
主菓子は鶴屋吉信の加茂斎王というお菓子でした。
薄い紫と緑色のういろうで餡をつつんだお菓子です。
外側に二葉葵の模様があります。
葵祭りにちなんでのお菓子だそうです。
加茂斎王とは、神に仕えた内親王や女王のこと
斎王の優雅な袖に見立てたのが外側のういろうだとか。
京都ならではの、はんなりとしたお菓子でした。
お干菓子は、同じく鶴屋吉信の香とり石と飯山のあめせんべいです。
お花やお道具、そしてお菓子に季節を感じ、久しぶりのお茶席を堪能しました。