私は、永い間、新橋でサラリーマンをしていました。
ですから、1杯180円の日本酒の店とか、立ったまま食べるすし屋とか
結構知っています。(自慢にもなりませんが・・・)
久しぶりに、(正確には2週間ぶり)新橋へ行きました。
友人との食事でしたので、昔よく行った中華の店に行くことにしました。
お店の名前は変わり、内装もきれいになっていましたが、場所は同じです。
当時は古く、あまりきれいではなかったので、汚い中華屋さんを
略してキタチュウと個人的に呼んでおりました。(すみません。)
お店の方は、私のことを覚えていて、いろいろすすめてきます。
言われるがままに、頼みました。
どれも間違いなく上海の味です。
一番奥の席で、手の空いたマスターとママが、二人で真剣にパソコンを
見ているところも上海的でした。
写真は、前菜に頼んだ厚揚げを香辛料や醤油で煮込んだものです。
メニューには厚揚げの上海風煮こみとありました。
地味ですが味わいのあるものです。
私の好きな上海の家庭料理に、火へんに考という文字・夫(カオフー)
というものがあります。
これは、厚揚げではなくグルテンを煮込んだものです。
かみごたえはちがいますが、味はちかいものがありました。