粽(ちまき)


中国では、6月16日は端午節です。
日本では、5月5日ですが、中国では旧暦を使うため、今年は6月16日です。
14日から中国は、3連休です。

5月5日は、中国の楚の国の大臣で詩人でもある屈原が
汨羅江(べきらこう)に身を投げた日です。
人々は彼の死を悲しみ、魚に遺体が食べられないように
笹をまいた米を川になげました。
この笹に巻いたものが粽(ちまき)の始まりで、5月5日に粽を食べるように
なったと聞いたことがあります。

先日、北京に行った時に、街で粽を売っているのを何度か見かけました。
以前はこんなに売っていなかったようにおもいます。

北京では、稲香村とか五芳斉といった店が有名です。
餡はいろいろあって、さんざしや小豆餡、また鶏肉、豚肉、たけのこ
カレー味なんていうのもあります。
今は真空パックになっているのもあり、日もちもします。

種類が多すぎて、区別がつかないと中国の友人にいいましたら
結んである糸の色で区別すると教えられました。
確かに包んである袋に紅色・・・鶏肉というように書いてありました。