昔から一楽ニ萩三唐津といわれています。
一応 表千家の茶道を学んだ者としては、その高い評価を知っていますが、若い頃の
私は唐津焼きの魅力がわかりませんでした。
ちょっと 地味・・ぐらいの感じでした。
ところが、最近 つくづくいいなぁと思うようになりました。
絵唐津より、三島、粉引、朝鮮などのほうが好みですが、好きなことにはかわりません。
今回は唐津を代表する作家 中里太郎衛門の陳列館と窯を見学しました。
国定指定遺跡になっている御茶盌窯跡
中里家によって、大正時代まで使われていたそうです。
そして 現在の窯
絵唐津の箸置き 中野窯です。
気にいって買った粉引きの唐津。
12代太郎衛門の五男 中里隆氏の隆太窯のものです。
ふんわりとした感じが好きです。