華都飯店の春餅(チュンピン)

昨日 中国料理研究会の試食会に参加
場所は、華都飯店、お料理は春餅です。

春餅は中国北方地方の伝統的な食べ物です。薄餅に芹など春の野菜や肉、卵などを
北京ダックのように巻いていただきます。本来は、春を迎えることを祝って立春の日
に食べるそうです。

以前 北京で春餅をいただきました。見事に切られた野菜に感動しました。食材自体は高いものではありませんが、手間のかかる料理です。

春になると春餅を食べたいと思うのですが、日本ではなかなか食べさせてくれる店がありません。先日 行った新亜飯店でも春餅がありましたが、具材を全てまぜて一皿でだされたので、ちょっと
がっかりしました。

この日は、本格的な春餅でした。中国より手の混んだ春餅でした。春餅は体を冷やすので、その後に体を温めるものを食べなければいけないそうです。中国の陰と陽の考え方です。
中国粥がだされました。


まずは、季節の前菜です


フカヒレ入りアボガドのスープ



きれいに切られた具材。
チャシュー、ねぎ、海老、など。水分をとるため卵は欠かせません。


薄餅
さめないように下で温めています。華都飯店が特別に作らせたそうです。


ねぎの先をごらんください。刷毛のようになっています。
薄餅を手の上に広げ、ねぎで味噌をぬり具材をのせて包んでいただきます。

この料理をだしてくれた華都飯店については、あした ご案内します。