ブータン紀行 棚田

ブータンは山に囲まれたいますが、その山間で熱心に農業を行っています。
この棚田もそのひとつです。
美しいこの棚田をみていると日本の田舎にいるような感覚になります。それもそのはずです、この棚田を指導してここまでにしたのは、ブータンで最も有名な日本人、西岡京治氏だからです。

1964年にブータン入りした西岡氏は、3代国王のもと、ブータンの農業の開発に尽力し、現地で亡くなりました。その期間は28年にも及んだそうです。
私たちが滞在中 おいしい野菜やお米を食べられたのも彼のおかげといって過言ではありません。ブータンの人たちは、彼が国王より贈られた 貴族や政府高官におくられる爵位の称号 をつけてダショー・西岡とよびます。
こんなすばらしい日本人もいたのですね。