東京にできたれい家菜に行ってきました。
北京では、たいへん お世話になった店です。
いまから 20年以上前のことです。人民中国で、北京の胡同で宮廷料理が再開という記事をみつけました。宮廷料理を出す店は何件かありますが、宮廷家常菜とうたっています。宮廷の中で日常食べた料理のことです。
すぐに北京に電話をして、さがしてもらいました。胡同の中の民家で開業しているので、看板もありません。羊房胡同という住所をたよりにずいぶん探したようですが、やっと みつけることができました。
自宅の応接間と家庭の調理場に驚きながらも、いただいた料理はすばらしいと思いました。人工のものを使わず、厳選した素材を生かしています。レシピは門外不出だそうです。
場所は、東京の六本木ヒルズというおしゃれな場所です。小さな部屋が3つだけ。
なんとなく入りくい感じがします。
前菜は全部で20品 そのうち 私が好きな二つを紹介します。
麻豆腐
日本にはない食べ物です。春雨の原料 緑豆をすりつぶして発酵させたものです。
これだけで お酒が飲めそうです。
白菜の芥子づけ 何気ない料理ですが、レベルの高さがわかります。白菜は北京からとりよせているそうです。