孫の料理 烏魚蛋と抜糸りんご

先日、中国料理店「孫」で食事をする機会がありました。この店は、孫成順のお店で以前にも紹介したことがあります。
孫さんは、中国料理のシェフの最も位の高い、特級厨師に最年少でなられた方です。
お父様も確か特級厨師で、北京の名店 豊澤園で働いていらしたと記憶しています。

この日も様々な北京料理がでたのですが、とりわけ いかの卵で作る烏魚蛋と抜糸りんごをなつかしくいただきました。なかなか日本で食べる事のできない料理です。


北京料理の元は、山東料理。この料理は山東料理の名菜ともいわれています。塩漬けにしたイカの卵をもどして使うそうです。スープの中にひらひらとあるのがイカの卵。滑らかな食感がたまりません。酸味のきいたスープも魅力です。
私の好きな料理のひとつです。


りんごの飴がらめ。これが出たら、一気に水につけて、ばらばらにしなければ、たいへんなことになります。というわけで、糸をひいている写真がとれす、お皿にのってからの撮影になりました。
これはりんごですが、なつめ、山芋、ぶどうなどでもつくります。