王府井天主堂

浅田二郎の『蒼穹の昴』をお読みになったことがございますか?
私はこの小説がとても気にいっています。清朝末期という動乱の時代を舞台に描かれた歴史小説です。著者の浅田二郎氏は、北京に行くことなく書き上げたといいますから、作家というのはすごいと痛感します。

北京を歩いているともしかして、ここが舞台?というような景色に出会います。写真は王府井天主堂、つまり教会です。北京で二番目に古い教会だそうです。『蒼穹の昴』にもイエズス会の牧師がでてきます。
小説と読み比べてはいませんが、いろいろ想像しながら歩く北京も楽しいですね。