マダンの魅力いろいろ


人気のないマダンの森の中に、ひっそりとたたずんでいた一〇〇式重爆撃機「呑龍(どんりゅう)」。
このあたりは、第二次世界大戦時日本陸軍の空港があった場所ですが
いまは背高い草に覆われて、その面影をまったくとどめず光と静寂に包まれています。
ところどころに草の生えない池があり、それは空爆の跡だそう。
爆弾の薬品や土壌を深くえぐりとる衝撃から、植物が根付かないそうです。
森をうるさいばかりにこだまする蝉の合唱が、御霊を弔うお経のようにも聞こえました。


戦争に思いを馳せる時間もあり、マダンはまたダイバー垂涎の町でもあるのです。
純粋に感動できる多種の魅力が混在しています。
ピコパンダもいろいろな思いで混乱して(ワニに食べられちゃった)・・・・?!