2日めの観光は、和紙とうだつのまち美濃市です。岐阜市内から車で40分ぐらいです。
かつて和紙産業によって栄え、それによって財をなした商人たちが築いた町家があります。
この暑さのせいでしょうか、ほとんど観光客はいません。美濃和紙アート展のある時期には20万人ちかい人が訪れるそうです。
もともとは、防火壁の役目でつくられた「うだつ」ですが、その後は財力の象徴でもあったようです。そういえば、小江戸といわれる「川越」の家のつくりもこのようでした。
町はきれいに整備され、風鈴の音が響きます。家の前には水をはった桶がおかれ打ち水ができるようになっています。家の中を見せていただくと小さな敷地の中に庭がつくられています。なんとなく、京都の文化の香りがします。
他の季節にもう1度ゆっくり訪ねてみたいとおもいました。