豆苗(トウミョウ)

中国料理に、炒豆苗という料理があります。単純に豆苗を炒めるだけのシンプルなりょうりですが、火加減でおいしくもまずくもなるコックさんの腕がわかる一品だと思います。

もともと 中国料理の高級食材です。えんどう豆の若芽だけを食べるわけですから量も時期もかぎられ、一部の人やお正月のような時にしか食べられなかったようです。
日中国交回復後、日本に入ってきたようです。

今は、技術がすすみ、大量にとれるようになり値段も安く、緑のものが足りないときは便利です。
今の豆苗は豆から芽がでたものを売っていますので、上を使ったあとは、捨てないで水につけておくとまた 芽がでますので、二回目をいただけるというおまけもあります。

先日 豚の角煮をつけあわせに買ってきました。
いつものように水につけておきました。その後、いそがしくしていたら、そのまま 伸びてしまいこのままだと天まで届きそうです。まさしく ジャックと豆の木です。