近江路の旅 観音の里高月

琵琶湖の北 湖北には多くの仏像・観音が残されています。時代は平安までさかのぼるそうです。
代々地元の方々によって今に伝えられています。
開放しているところもありますが、ほとんどが鍵がかけられています。案内書に書かれている携帯電話番号に
電話をして開けていただきます。
人々の暮らしの中に観音様をお守りするということがしっかりと根づいるのですね。
下車駅は高月。お寺をまわるコミニュティバスもありますが、本数が少ないので観光案内所で自転車をかりました。
かなり ハードでしたが、心が洗われる気がしました。

向源寺(渡岸寺)
国宝となっている最も美しいといわれる十一面観音の寺です。ここだけは、9時~16時まで年中無休で拝観できます。
寺が消失した際も村人が土中にうめて守ったそうです。

赤後寺
自転車で地図をみながら30分ぐらい走ったでしょうか。集落の奥にあります。電話をしましたら、私たちのために
当番の方が待っていてくださいました。参拝者はだれもいません。重要文化財の聖観音立像と千手観音立像があります。

西野薬師堂
更に走ること30分、最後のお寺でした。境内で遊んでいる子供がおじいちゃんが当番といわれ、電話をしましたら
向かいのお宅から鍵をもってきてくださいました。
重要文化財の薬師如来像と十一面観音立像があります。

時間の都合で3つのお寺しかみることができませんでした。開放されていない寺も多くありますが、8月には
全部の寺を1日だけ開放するそうです。また 行きたいと思いました。