珍獣珍鳥の宝庫パプアニューギニア

先日パプアニューギニアはランの種類が豊富とご紹介しましたが、他にも「珍」のつく動物や鳥、昆虫が豊富なのです。
先月、パプアニューギニアで新種の生物がいっぺんに200種類も登録されたというニュースを読みました。
この国の深いジャングルには、まだまだ人間に見つけられていない種がたくさんいることでしょう。


上は、顔のほとんどがくちばしのココモ(サイチョウ)。さすが顔の一部だけあって、くちばしまで温かいそうです。
この子は穏やかな性格で、人に寄ってきては愛嬌を振りまいてくれます。犬といっしょに村のおうちで飼われていました。


カソワリ(火喰い鳥)。パプアニューギニアとオーストラリアのケアンズにだけ生息する非常に気性の荒い鳥です。
足が指の先までとても太く、対象物(人や他の動物)を蹴りつけたりくちばしでつついたりして襲ってくる乱暴者です。
でも、エサをもらうときにはおとなしくしてじっと待つカワイラシサももっています。


ピコパンダが一緒に記念撮影しました。・・・・見えないでしょうか~。指した指の先あたりに、いるのです。極楽鳥。
オスは美しくて長い尾羽を持っています。メスは小さくて地味・・・動物の世界は、メスよりもオスの方が美しい種が多いですね。


首都ポートモレスビーに建つ国会議事堂です。少し見にくいですが、建物正面のモザイク画はパプアニューギニアのこどもたちのデザインだそうで、国の民と種と文化を表しているそうです。
堂内は撮影禁止のため撮れませんでしたが、1Fロビーにはパプアニューギニアの昆虫をずらり集めて展示してあり、目をみはります。世界的に希少なものやこの国にしかいない種など、昆虫好きでなくともガラスに張り付いて見入ってしまいます。
興味のある方は、ぜひモレスビーでご確認ください。

さて、10月20日からご紹介してまいりましたパプアニューギニアとも、今日でお別れです。
ピコパンダはちゃんとパプアニューギニアの魅力をお伝えできましたでしょうか。
・・・・・いえいえ。まだ全然伝え足りない!
パプアニューギニアは、予想に反して(関係者の方ゴメンナサイ)「クセになる国」でした。機会をみつけて再訪したいと惹かれています。老若男女どなたにもご自分に合ったPNGの良さが必ずみつかるでしょう。
本音をいえば、「誰にもおしえたくない~」なんですが・・・☆