山東省の旅9 曲阜

曲阜は、泰山とならんで山東省が誇る観光地の一つです。
日本人なら誰でも知っている孔子のふるさとです。孔廟、孔府、孔林を三孔と呼びます。

久しぶりに訪れた曲阜はすっかり近代化されていました。その昔、文化大革命の頃 林彪と孔子を批判する批林批孔運動が繰り広げられ、この街の文化財もすっかれ荒らされたと聞きますが、それは遠い歴史になっているようです。


孔廟の入り口 中国人尾の観光客でにぎわっていました。こんな折、日本人は我々だけでした。



高大な敷地です。
孔子の没後1年の紀元前476年、魯国の哀王が孔子祀るためにもとの屋敷跡に建築したものです。

宿泊は、昔も今も闕里賓舎です。闕とは、大きなお墓や宮殿の前に立てられた大きな門をさします。つまり 宮殿内にあるホテルというわけです。ホテルの中庭には、ライラックが咲いていました。この風景は、昔のままでした。